車にペンキミスト飛散!付着原因や除去費用は?
ペンキミストとは?
今回は、ペンキミストについてお話ししたいと思います。ペンキミストが飛散し愛車に付着した場合の対処方法など・・。
まずこちらの画像。白い点々が無数にあるのがわかりますか?
これがペンキミストやペイントミスト、塗料ミストと呼ばれるものです。
ペンキミストはなぜ付着するのか?
ではこのペンキミスト、なぜ付着するのでしょうか?
ペンキミストが付着する主な原因は、車の走行中または駐車中に近隣の建築現場などで塗装現場から風で浮遊して付着するものがほとんどです。
ただ、ここで誤解を招く方がいないように説明しておきます。
塗装工事現場がどこもペンキミストを飛散させているわけではありません。むしろ塗装工事において、ペンキミストが飛散することはまずありません。
建築塗装現場では塗装業者さんは近隣の建物や自動車などに厳重に養生を行います。
まず飛散しないであろうペンキミストが万が一飛散した時のために養生をします。
それでも、不安定な気流であったり突風が突如吹いたりして想定をはるかに超えた場合、ペンキミスト飛散事故が起きてしまいます。
実際、カーゴシゴシが対応させていただいたペンキミスト飛散事故の現場は、塗装工事現場から50m以上も離れた場所にペンキミストが飛散して付着したケースも少なくありません。
ペンキミスト飛散車両の修復費用は?
さて、実際に車にペンキミストが飛散し付着した場合、除去・車両復元の費用はいくらくらいかかるのでしょうか?
また、綺麗に元通りになるのでしょうか?
まず愛車がきれいに戻るか、というところですがこちらはまず問題なく元通りになります。そしてほとんどの場合、ペンキミストが飛散・付着する前よりもきれいになります。
よく、「ペンキミストが付着したら全塗装で修理するしかない」という話も聞きますが、ほとんどはペンキミストの特別な施工工程により全塗装をすることなくペンキミストは綺麗に除去することが可能です。
そしてペンキミストの粒をすべて除去する際に少なからずボディにキズを付けてしまいますので車を磨きます。
もともとあった洗車キズや薄い線キズも消えてしまいますので高確率でペンキミスト飛散・付着前に比べ綺麗な状態となります。
画像の車両は特別塗装が柔らかく、予想以上にキズが消えてしました。ここまでとはならないケースもありますがペンキミスト付着前より確実にキズは減ります。
そして、車のボディパーツの中でも磨けない部分⇒カウルと呼ばれるワイパーの取付部分にある黒い梨地の部品などはペンキミスト除去時に素材が痛む場合がありますので、その場合は部品を新品交換いたします。
気になる費用ですが、ペンキミスト飛散車両の除去作業料金は通常のコーティング施工に比べやはり高価な作業となります。
車両の飛散状況によって変わりますが、平均でも30万~50万円ほどの施工費用が掛かります。
しかし、「ペンキミスト飛散事故」と呼ばれるようにペンキミストが付着した車両の除去作業は事故扱いとなり損害保険が使えます。損害保険の種類も、
・塗装工事現場が加入している工事保険
・車両オーナーが加入している車両保険
と、通常の事故の際に使用する種類・内容とは違います。
もしペンキミストの飛散元の工事現場がわかり、その現場の塗装業者さんが了承した場合、建築塗装現場などが加入している工事保険でペンキミスト飛散付着車両の修復代金が支払われます。
ペンキミストの飛散元がわからず、でも車両保険に加入している場合車両オーナーの車両保険を使用してペンキミスト飛散付着車両の修復代金を支払うこともできます。この場合、通常の交通事故の修理ですと次年度等級が3等級下がりますが、ペンキミスト飛散事故の場合、飛び石によるフロントガラス交換の際と同じで特例で1等級ダウンで済みます。詳しくは加入先の保険会社にお問い合わせください。
このように、ペンキミスト飛散による付着物除去作業は高額修理の作業となってしまいますが、自費となるケースはほとんどありません。
愛車にペンキミストが付着しているけど・・というオーナーさん、一度カーゴシゴシにご相談ください。
ペンキミスト飛散事故の事なら「ペンキミスト110番」のカーゴシゴシへ
カーゴシゴシでは想定外のペンキミスト飛散事故を起こしてしまった塗装業者様や、気づいたらペンキミスト飛散事故に見舞われていたという車両オーナー様など、ペンキミスト飛散事故にかかわるすべての方の目線に立ちペンキミスト飛散事故の円満解決のお手伝いをさせていただくための専用サイトを作りました。
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【ペンキミスト】ダイハツ ミラジーノ ペンキミスト飛散事故復元作業
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