【ペンキミスト】スズキ エヴリィ ペンキミスト飛散事故復元作業
作業前の状態
スズキエヴリィのペンキミスト飛散事故です。
今回は、ペンキミストの飛散でもありますが、工場内の産廃タンクの蓋が強風で吹っ飛び、従業員駐車場に駐車中の車両数十台が飛散事故に見舞われました。
産廃という事で、ペンキミストはもちろんその他さまざまな飛散物が車両全体に付着しており、除去方法も様々な方法を駆使しました。
引きで撮影してもはっきりとわかるくらい、塗料ミストが飛散・付着しています。
ボンネットの状態です。
この白い点々がすべて飛散したペンキミスト達です。
お客様は自分で洗車してみたり、粘土を使ってみたけどなかなか取れなかったとの事です。
この量のペンキミスト飛散だと、作業料金も30~40万くらいかかります。
基本的に、ペンキミスト飛散事故の復元作業は、
①粘土や専用溶剤でペンキミストを除去する。
②除去時に傷がつくので研磨し除去時につけた傷の除去・艶だし
③コーティング施工車はコーティングの再施工
④樹脂パーツなど、除去できない場合は部品交換
といった流れが大まかな作業ですが、工程も多く作業時間もかかるため高額になるケースがほとんどです。
ただ、ペンキミストを飛散させた側(業者さん)は塗装工事の際に工事保険に入っているケースがほとんどで、被害者様が塗装業者に「車にペンキミストが飛散している」と確認してもらうと、その工事保険にて対応する形になります。
工事保険は、車両保険とは少し違い、レンタカー特約などの加入を気にする必要もなく、ペンキミスト除去作業中のお預かり期間中のレンタカー費用などもすべて負担しますので、ペンキミスト飛散事故を受けた被害車両オーナーさんに負担がかからないためペンキミストの付着に気づいたらすぐに飛散元と思われる業者さんに確認してもらうようにしましょう。
かなりの強風だったのか、ルーフにもガラスにもみっちりペンキミストが付着しています。
作業を始める際は、まず目立たないところで最適な除去方法を探し出し、それから全体的なペンキミスト除去作業を開始します。
作業後
今回は粘土での除去が少々で、ほとんどが専用溶剤にて除去しました。
除去できなければ部品交換となる樹脂パーツやワイパーなども綺麗に除去できました。
ペンキミスト除去後は、しっかりと研磨し除去時につけた傷を消し艶を出しました。
黒い車両でしたので艶の深みも出ました。
オーナー様からは「ペンキミスト飛散前よりも綺麗になった!」
とありがたいお言葉をいただきました。
ゴムモール・ガラスなどもすべて綺麗に除去できました。
作業前後の比較
ペンキミスト除去作業は出張作業も可能です
ペンキミストや鉄粉などの飛散物除去作業は出張作業も可能です。
愛知県全域・静岡県西部での作業は水道・電気・作業スペース(車3台分)があれば現場にて対応も可能です。
近くの工事現場からペンキミストが飛散してザラザラしている、現場周辺の車両に塗装中の塗料を付着させてしまった。。といったことがありましたらまずはお気軽にご相談ください。