「車を磨く」ことによる効果

本日は、磨きについて書きたいと思います。

磨きについて、と言っても今の時代ネットで調べればいろいろな情報が存在します。
本日書かせていただくことに関しても賛否両論出てくるとは思います。
ただ、カーゴシゴシではこの仕事を「技術職」ではなく「サービス業」と考えており、施工後の仕上がりレベルはあくまで「お客様のご希望に120%でお応えする」ことができれば満点と考えております。
ゴリゴリに磨けば塗装の膜厚も薄くなり悪影響もあります。
再塗装しなければ取り切れないダメージもあります。
逆に、もっと磨けば綺麗になるけどお客様のご予算の都合もあります。
色々なメリット・デメリットをご説明し、なおかつお客様の求める仕上がりを100とした時、納車時120でお応えする。それがカーゴシゴシの考え方です。
そして、人それぞれの「100」の要望に対し、どのお客様に対しても120でお応えできるよう、技術と知識の勉強を怠らないよう心がけております。

いきなり少し話がそれましたが、本日書かせていただく事はそういった「サービス」の部分でもなく単純に、車を磨くとここまで綺麗になったりします!というご紹介ですので・・・同業者の方や、知識の豊富な一般の方など、「そんなに磨いたら塗膜残らないじゃないか」とかそういった辛口コメントはお控えいただけるとうれしいです(笑)実際の施工にあたってはすべてお客様にご説明させていただいておりますので・・・。

さて、本題に戻って磨きについて。
車を磨くにあたってポリッシャーという機械を使いますが、種類も様々です。細かな説明は後日として、このポリッシャーという機械を使うと、洗車傷と呼ばれる傷はほとんど消すことができます。

洗車傷や雨染みなどが無数にありますが、磨くと・・・

ここまで復活します。画像2枚は同じ車です。
トヨタ ハリアーの202と呼ばれるソリッドブラックカラーです。

今回の202ハリアーのようなソリッドブラックの車は特に、一歩引いて見ると印象も変わります。


磨き前


磨き後

いかがでしょうか?今ご紹介したハリアーの塗装もそうですが、現在の塗装は基本的に2コートや3コートと言って、黒などのカラー塗料の上にクリア塗装が塗装してあります。
通常、洗車傷などの生活傷はこのクリア塗装面に付いており、磨く際もクリア塗装のみを磨き、傷やシミを削り取ります。ですので実際の所黒い車でも黒い部分を磨くことはありませんし何かにぶつけた傷とかではなければ生活傷はクリア塗装の部分のみが傷ついています。

次にご紹介するのは、そのクリア塗装が施されていない車両です。1コートといって現在も一部車両のソリッドカラー(メタリック・パールなどのキラキラが入っていない塗装)に採用されているものです。
この1コートソリッドの場合、傷などもカラー塗装面につきますし紫外線による塗装表面の劣化にによって「チョーキング」という現象が起きた場合、道路のガードレールのように色褪せて粉っぽい艶消しカラーになってしまいます。
車両に色褪せがおきた場合、2コートなどのクリアが塗装されている車両ですと、磨いてもクリア塗膜を磨くだけなので色を戻すことはできません。しかし、1コートですとカラー塗膜を直接磨くので色褪せた部分を削り取って元の色に復活させることができます。





朱色といいますかピンクといいますか、かなり色褪せてしまった車両でも真っ赤に復活しました。

本日紹介した車両でも、実際には磨きすぎるマイナス面もたくさんあります。あくまでお客様とお話しして最も満足していただけるプランで作業をさせていただいております。
もしかすると磨かなくても取れるものだったり、逆に色が飛ぶまで磨いても取れない傷だったりします。

この記事を見ていただき、車を磨くことによる変化を感じていただければなと思います。
そして、これを参考に愛車の外装についてのお悩みはカーゴシゴシにお気軽にご相談ください!

愛車を綺麗にするご相談はカーゴシゴシまで
http://car-goshi-goshi.com/

愛車のトラブルに関するご相談はペンキミスト110番まで
https://penkimist.com/

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